明日香は、高校時代の友人でもあり、同じ看護学校へ通った女の子なんです。
道端で偶然再会。
「最近、この近辺の病院に転勤したんだよ」
相変わらず元気そうな表情で、彼女は話し出しました。
「お茶か、お酒でもどう?仕事終わった?」
明日香に誘われてしまいました。
「うん、今日は仕事も終わったから、それじゃ飲みに行こうか」
「だね!」
久しぶりの再会を、お酒で祝うことになりました。
話が進んでいくと、出会いがないことや欲求不満なことに話題は移行していきます。
「だからね、Twitterで裏垢男子検索してみたんだけどさ、これがちっとも手応えなくて」
「ちょっと、紋音ったら、そんな危険なことしちゃったの?」
「危険?」
「そうだよ、SNSって便利だけど、セフレを探すという部分においては、凄い不便なんだよ」
「どういうこと?」
「完全無料で、高い匿名性があるからね。悪意を持った人ばっかりって思わないとダメ」
「Twitterでのエロ垢ってそんなに危険?」
「危険だよ、詐欺だってあるんだから、マジ注意」
考えればネットの出会いの知識が全くなかった私です。
明日香に言われるまで、考えることすらありませんでした。
明日香も、私と同様になかなか彼氏と出会えない女の子。
「だからね、私はセフレを作っているんだ」
「ちょっと待って、どこで?私もセフレが欲しいんだけど」
「セフレ探しの場所って、ちゃんと選ばないとダメよ」
「出会い探しに良い場所なんて、ネットであるわけ?」
「あるの!老舗の出会い系サイト」
「老舗?」
ネットの知識の少ない私、老舗の出会い系サイトと言われても、ピンとくるものがありませんでした。
すると彼女が、とくと語り出してくれたのです。
運営歴の長い、出会い系サイトの安全性というものを。
さらに相手攻略の方法に、話題は膨らんでいきました。